冷間鍛造/温間鍛造は、高い製品精度をもたらすだけではなく、製品強度の向上と、耐摩耗性の向上を同時に実現します。又、これらの特性により、素材投入量を減少させる為、高歩留まりと後工程の削減化を可能とし、大きくコストダウンに貢献します。
冷間鍛造は、素材を室温のまま金型で圧縮加工する工法です。温間鍛造は、鋼の基本的構造と性質に変化が生じない範囲で熱を加える事により、冷間鍛造よりも更に複雑な形状を必要とする製品に適しています。
閉塞鍛造による自動車用等速ジョイントだけではなく、長軸の内径スプライン形状、油圧機器用歯車、など様々な産業機器部品の分野にも中辻産業の精密加工技術を展開しています。
一つ一つの部品に対するお客様からの精度と機能要求を実現します。素材の選択に始まり、工程設計、完製品の加工までを中辻産業は独自の一貫生産体制でお応えします。冷間・温間鍛造では、閉塞鍛造工法を駆使する事により、特に強度や耐久性を要求される自動車・輸送機器の駆動系部品、伝達系部品では、高い評価を頂いております。
中辻産業では、鍛造技術の開発に留まらず、鍛造と機械加工の最適な組合せを追求し、高品質とコストパプォーマンスを同時に実現しています。
中辻産業では、高品質、且つ迅速な販売・生産システムを構築する為、バーコードによる『生産計画・在庫管理・行程管理・購買管理』の一元管理を行っています。この中辻産業独自のシステムにより、品質向上はもとより、納期の短縮化を図ると同時に、迅速で確実なトレーサビリティーを実現しています。
高度な品質基準を徹底するため、中辻産業は2016年に自動車部品産業に特化した国際標準品質マネジメントシステム規格
『ISO/TS16949』を取得致しました。TS16949の基盤となる『ISO9001』は2003年度に取得しております。(2018年にISO/TS16949からIATF16949に更新取得しております。)
CVJ部品(インナーレース・トリポッド)・エンジン/ショックアブゾーバ部品など
ロングチューブ、クローザピニオン、フタ、カムなど
ギヤクランクシャフト、ストレートベベルギヤ、モールドなど
中辻産業の精密鍛造パーツが、様々な生活シーンで、快適と安心を支えています。
等速ジョイントは、車輪をエンジン、ミッションの回転と等速で回転させられる高機能なジョイント部品です。
ドアクローザーは、一般住宅やオフィースビルなどに設置されており、バネと油圧でドアのスピードを調整する為の装置です。
広い敷地や、グラウンドの草刈りに使用される乗用の草刈り機です。
例えば自動車部品(等速ジョイント)の場合
当社独自の冷間鍛造・温間鍛造など、多様な工法により、高精度とコスト競争力を両立させた量産体制を実現しています。
中辻産業の強みである精密鍛造技術と、精密機械加工技術を組合せ、鍛造から機械加工完製品まで一貫生産し、高い加工精度と、コスト競争力を実現しています。
中辻産業の優れた精密鍛造技術の効果を最大限に引き出すために、前工程(焼鈍・切断・ボンデ)ラインでも、細部にまでクオリティーを追求しています。
・冷間鍛造及び温間鍛造による自動車部品、油圧機器部品、小型トラクター部品などの製造/販売
2016年1月15日:世界有数のマネジメントシステム審査登録機関より、CVJ(Constant Velocity Joint)用鍛造部品及び加工部品において、自動車産業の国際的な品質マネジメントシステム規格であるISO/TS 16949:2009の認定を受けました。(2018年にISO/TS16949からIATF16949に更新取得しております。)
泉北高砂工場