お蔭さまで中辻産業は2017年に創業100 周年を迎えました。
現在中辻産業ではリサイクル事業部2工場と精密鍛造事業部1工場、海外関連会社2社の体制をもって金属の精密鍛造加工技術の高度化と資源循環における処理技術の応用展開を通して顧客からのご要望にお応えすると同時に、社会の持続的発展に寄与すべく日々取り組んでおります。
リサイクル事業部でのテクノロジー展開は、鉄、非鉄のスクラップリサイクル処理に留まりません。循環型社会を目指して、様々な素材によって構成されております各種製造製品が廃棄される段階から、全ての素材を原料に戻す中辻産業独自の加工処理方法を製造企業、流通企業、自治体などにご提供致しております。
この加工処理方法をご採用頂く事により、電子機器類、自販機類、OA 機器類、小型家電製品類などの資源別リサイクル処理を実現し、貴金属を含めた「都市鉱山型」リサイクルを実践しております。
精密鍛造事業部では、乗用車用等速ジョイント部品を中心に工業製品各種の「素材から完成部品までの一貫生産体制」を社内に整備致しております。高精度、高品質、更に耐久性を要求される駆動系部品、伝導系部品を社内一貫生産、一括管理体制を採る事により、品質保証体制も更に充実致しました。
鍛造工法におきましては、閉塞精密鍛造技術に20年以上前から取り組み、その技術適用は、冷間鍛造だけではなく、温間鍛造にも応用展開致し、より複雑な形状製品を高精度で生産致しております。一貫生産の範囲は過去10年間で特に拡大致し、現在主要製品群ではスプライン加工も含めたほぼ全ての機械加工要求にお応え出来るCNC 設備を整えております。
これらの事業を通して、常に弊社は顧客との相互信頼関係構築に重点を置いて参りました。同時に近隣地域を含めた社会との信頼関係も弊社にとっては非常に大切な財産と考えています。弊社が展開する事業が、顧客からのご要望に的確にお応えすべく努力を積み重ねるのは当然ながら、顧客と同時に社会での弊社に対する安全と安心を基礎とした信頼関係の更なる構築に努力致します。
リサイクル事業での循環型社会実現に向けてのマテリアルリサイクルは勿論の事ですが、製造事業分野での更なる安全性を前提として、弊社は社会の持続的発展に寄与すべく今後も各事業に取り組んで行く所存であります。皆様のご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長 中辻 順
社名 | 中辻産業株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 中辻 順 |
所在地 | (本社)大阪府堺市堺区北向陽町1丁2番28号 TEL:072-228-1777 FAX:072-228-1771 |
業種 |
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創業 | 1917年(大正6年)4月 |
設立 | 1952年(昭和27年)4月 |
資本金 | 3,600万円 |
取引先銀行 |
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関連会社 |
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1917年(大正 6年) |
中辻菊松商店として創業。堺市北向陽町で中古機械及び製鋼原料の問屋を始める。
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1952年(昭和27年) |
法人組織に改組。社名を中辻産業株式会社とする。 製鋼原料の売買と熱間鍛造による自転車部品の製造を始める。 |
1962年(昭和37年) | 冷間鍛造工法導入。 |
1971年(昭和46年) | 泉北郡忠岡町に金属リサイクル加工処理プラントとして忠岡工場を新設する。 |
1978年(昭和53年) | 堺税務署より優良申告法人の表敬を受ける。以来、40年間優良企業指定を継続している。 |
1979年(昭和54年) | 高石市高砂に冷間鍛造の一貫ラインを拡充する為、泉北高砂工場を新設。 |
1981年(昭和56年) | 自動車ギア素形材、クラッチ部品の鍛造を開始。 |
1999年 (平成11年) | 大阪府より産業廃棄物処分業(中間処理)の認可を得る。 |
1999年 (平成11年) | 冷間鍛造事業(泉北高砂工場)が、ISO9001の品質マネジメントシステムの認証を取得する。 |
2000年 (平成12年) |
OA機器、自販機等のリサイクル処理を始める。 金属リサイクル加工処理に加えて、使用済みの大型コンピュータ、パソコン、ATM、自販機などの廃OA機器の資源リサイクル・システムを確立し、加工処理を始める。 |
2003年(平成15年) | リサイクル事業部(忠岡工場)が、ISO14001の環境マネジメントシステムの認証を取得する。 |
2013年(平成25年) | 冷間鍛造工法に加え、温間鍛造工法の設備を新設する。 |
2013年(平成25年) | 小型家電リサイクル法に基づいた認定事業者からの委託先として指定される。 |
2015年(平成27年) | 竪型破砕機の設置。産廃処理施設の変更許可取得。 |
2015年(平成27年) | 環境省、経産省より小型家電リサイクル法に基づく認定事業者として登録される。 |
2016年(平成28年) | 精密鍛造事業部にてTS16949(自動車産業向け国際標準規格)を取得。 |
2018年(平成30年) | 精密鍛造事業部にてTS16949の後継規格であるIATF16949を更新取得。 |
2020年(令和2年) | リサイクル事業部(忠岡工場)にてResponsible Recycling:R2の認証を取得。 |
2020年(令和2年) | リサイクル事業部(忠岡工場)にてOHSAS18001(労働安全衛生)の認証を取得。 |
2021年(令和3年) | リサイクル事業部(忠岡工場)にてOHSAS18001からISO45001(労働安全衛生)へ移行完了・認証を取得。 |
名称 | 許可番号 | 有効期限 | 備考 |
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産業廃棄物処分業許可証 | |||
大阪府 | 第02720031509号 | 令和11年5月27日 | 事業の範囲: 1.廃プラスチック類 2.紙くず 3.木くず 4.金属屑 5.ガラスくず ※上記1.4.5.は水銀使用製品産業廃棄物 を含む(廃蛍光ランプに限る) |
特別管理産業廃棄物収集運搬業許可証 | |||
大阪府 | 第02760031509 | 令和11年9月23日 | 積替え・保管を含む 事業の範囲: 1.廃酸(廃蓄電池に限る) ※令和6年9月24日 当初許可 |
産業廃棄物収集運搬業許可証 | |||
大阪府 | 第02710031509号 | 令和7年8月29日 | 積替え・保管を含む 事業の範囲: 1.廃酸 2.廃プラスチック 3.紙くず 4.木くず 5.金属くず 6.ガラスくず 7.がれき類 ※令和6年9月24日 変更許可 |
堺市 | 第06710031509号 | 令和7年7月12日 | |
兵庫県 | 第02803031509号 | 令和9年10月23日 | |
京都府 | 第02600031509号 | 令和9年12月17日 | |
奈良県 | 第02900031509号 | 令和9年12月19日 | |
和歌山県 | 第03000031509号 | 令和9年10月1日 | |
滋賀県 | 第02501031509号 | 令和7年11月3日 | |
三重県 | 第02400031509号 | 令和7年8月26日 | |
金属くず業許可証 | 第7128号 | - | 交付 平成11年5月14日 |
古物商許可証 | 第10718号 | - | 交付 昭和36年9月17日 |
第一種フロン類充填回収業登録等通知書 | 第104-70号 | 令和9年11月10日 | |
フロン類回収業登録等通知書 | 20272000191 | 令和9年11月10日 | |
引取業登録等通知書 | 20271000376 | 令和9年11月10日 | |
解体業許可証 | 20273000007 | 令和6年6月30日 | |
破砕業許可証 | 20274000005 | 令和11年6月30日 | 令和6年7月24日 許可更新 |
廃棄物再生事業者登録 | 第16号 | - | 登録 平成5年3月5日 |
小型家電リサイクル認定事業者 | 第44号 | - | 交付 平成27年8月5日 |
認証規格(ISO等) | |||
ISO 14001:2015 環境マネジメントシステム | ISO14001:2015更新:2024年3月2日 ※初回認証取得: 2003年 対象:リサイクル事業部 忠岡工場 | ||
R2v3: 電子機器の持続可能な再利用とリサイクル | R2v3(Reuse & Recycle)移行認証取得: 2023年2月28日 ※R2:2013(Responsible Recycling) 初回認証取得:2020年2月28日 対象:リサイクル事業部 忠岡工場 | ||
ISO45001:2018(労働安全衛生マネジメントシステム) | ISO45001:2018(労働安全衛生)移行 認証取得:2023年2月28日 ※OHSAS18001(労働安全衛) 初回認証取得:2020年2月28日 対象:リサイクル事業部 忠岡工場 | ||
ISO9001 | ISO9001更新:2024年2月2日 ※ISO9001初回認証取得: 1999年6月9日 対象:精密鍛造事業部 泉北高砂工場 | ||
IATF16949 | IATF16949更新:2024年2月2日 ※TS16949初回認証取得: 2016年 対象:精密鍛造事業部 泉北高砂工場 |
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